小児科

茨城東病院が取り組んでいる政策医療は3種類あります。その1つ、「重症心身障害児の医療」を小児科で担当しています。重症心身障害児とは知的機能と運動機能の2つの軸で定義されており、概ねIQ<35かつ立ち上がることが出来ない障害児を対象としています。大島の分類では1~4に相当する方となりますが、例外もあります。児童相談所で重症心身障害児と判定され入院が必要とされた方が 120名措置入院され、日常生活全般にわたる介護、療育、医療を受けています。医療面では、最近になってようやく接種の有効性が見直されたインフルエンザ予防接種について 1994年以来取り組んできました。又、研究面では厚生労働省のネットワークを活用した研究班で超重症児に関する研究を担当しています。

 

現在の3大課題として、

 

(1)超重症児の受け入れ

(2)在宅の方々の支援

(3)高齢化への対応

 

があります。

 

超重症児は筑波大附属病院、県立医療大学、土浦共同病院、県立こども病院及び日製日立総合病院よりご紹介いたたき、2002 年 11月現在4名が入院しています。準超重症児をあわせると21名にのぼり、年々増加しています。在宅支援では短期入所の受け入れを実施しています。この事業は市町村レベルの支援費制度に移行することが決まっており、移行期に円滑な運用を続けることが当面の課題です。高齢化問題には、決め手となる対策が見当たらず、多くのアイデアをお聞きしたい状況にあります。このホームページに双方向に情報交換する機能を付加できたらいいなと思っています。

 

一般小児外来も開設しています。喘息や結核の精密検診の方が多く来院されることが当院の特徴です。喘息は予防、長期治療に重点をおき、厚生省免疫・アレルギー研究班や米国NIH・NHLBIが発表しているガイドラインに基づいて治療しています。結核の精密検査には1993 年から胸部CTを導入し診断精度の向上を目指してきました。少子化社会でありながら、小児科医はむしろ不足している。患者さまが満足できる医療サービス体制を構築するためには、何をどのように整備すればよいのか。ここでもふたたび、双方向に情報交換する機能をこのホームページに付加し、多くの方のご意見をお聞きできたらなぁと思う所です。

 

診療受付時間:午前8時30分~11時(土日祝日と年末年始は休診)。予約制をとっておりますが、当日受付もしておりますのでお気軽にご相談下さい。

外来担当医

(臨時に変更される場合もあります。)

黒 川
竹 谷

竹 谷

黒 川
黒 川 

スタッフ紹介

【小児科診療部長】黒川 光俊(くろかわ みつとし)

 ・身体障害者福祉法指定医

 

小児科医長】竹谷 俊樹(たけや としき)

・日本医師会認定産業医

・日本小児科学会専門医

・日本小児神経学会専門医

 

【医師】早川 政之(はやかわ まさゆき)

 

以上3名の医師を中心に重症心身障害児措置入院120名の診療と一般小児科の診療を行っています。